2010年9月アーカイブ

1.ナカヤマフェスタ
2.ブエナビスタ         1/2
3. アーネストリー       1/2

単勝  17   3,780円
枠連  4-8 780円
馬連  8-17 5,150円

 梅雨空を割って、この日は陽光が差した阪神競馬場。宝塚記念(GI)には、現役最強牝馬ブエナビスタ、天皇賞(春)に続くビッグタイトル獲得を狙うジャガーメイル、復活が期待される昨年の日本ダービー馬ロジユニヴァース、連覇のかかるドリームジャーニーといったGI ホースたち、あるいは重賞連勝の上り馬アーネストリー、天皇賞(春)6着からの巻き返しを図る良血馬フォゲッタブルなどが顔を揃えた。

 だが力強く弾けたのは、8番人気・単勝オッズ37.8倍の伏兵ナカヤマフェスタだった。

 宣言通りハナを切り、緩みなくレースを引っ張ったナムラクレセントに、直線入口、余裕ある手ごたえで2番手からアーネストリーが並びかけていく。その直後の内にいたブエナビスタもスパート、前の2頭の間を突いて伸びると、やがてナムラクレセントを蹴落として、最後はアーネストリーとの叩き合いへと持ち込む。

 さすがは現役最強牝馬、GI 初挑戦のアーネストリーをブエナビスタがねじ伏せた瞬間、外からやって来たのがナカヤマフェスタだ。

 レース前は盛んに苛立った仕草を見せ、ゲート入りも嫌がったナカヤマフェスタ。だが「出てからは冷静に走ってくれた」と鞍上・柴田善臣騎手は振り返る。ゆったりと中団の外を追走し、3?4コーナーで少しずつ追い上げると、直線では馬場の真ん中を弾ける。大外からドリームジャーニーも追い込んできたが、それを上回る力強い末脚でブエナビスタを差し切って、ナカヤマフェスタはゴールへと飛び込んだ。

 前日に不良まで悪化した馬場は稍重まで回復していたものの、それでもまだパワーを要する芝コンディション。昨年、不良馬場の日本ダービーで強烈な追込みを見せたナカヤマフェスタが苦にするはずもない。前走・メトロポリタンSを完勝、充実ぶりも示していた。また、直前の長距離輸送が気の悪さを助長してしまうことを避けて、陣営は早めにナカヤマフェスタを栗東トレーニング・センターへ送り込んで滞在調教を続けてきた。その配慮が道中の落ち着きにつながったのだろう。

 さまざまな要素が絡み合ってのGI 初制覇だった。

騎手の情報を調べてみよう

騎手の情報を調べてみよう!

競馬パーク

このアーカイブについて

このページには、2010年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年5月です。

次のアーカイブは2010年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。